先週木曜で加瀬亮さんご出演の「ありふれた奇跡」が最終回を迎えました。
毎回かかさず録画もしつつオンタイムで見ていたのに、最終回だけ見逃がすという大失態
子どもたちを寝かしつけたまま寝てしまい、気づくと1:30。。。で、そこから録画で見て終わると2時過ぎ。。。
翌朝は辛かったです
順番から言うと、「銭ゲバ」と「ミチコとハッチン」の最終回の感想を先に書きたかったんですが、感動が新鮮なうちに。。。
正直なところ初回の放送を見終えた時は、「なんだこれは。。。これが山田太一ワールド??」という感じでした。カセクンのクランクアップのコメントで「こんなに苦しめられた脚本はありませんでした」と仰ったようにかなり変わった脚本で、セリフ回しが独特、正直最初は戸惑いました。
先日の「ボクらの時代」で、陣内孝則さんが山田先生の独特のセリフ回しについて、上手く例えられていたのですが、
「会話が昔話を語るような会話じゃないわけですよね。おじいさんは山へ芝刈りへ、おばあさんは川へ洗濯にへ・・・じゃなくて。」「桃太郎、芝刈り行ったでしょ、洗濯してたの、流れてきた、何が? 桃が。桃。でも、いたの。中に。桃太郎。 みたいな(笑)」
なので、カセクンが出ていなければ初回で見るのをやめていたかもしれません。結局このドラマについては最後まで賛否両論あったと思うのですが、私は回を重ねる毎にこの山田ワールドに見事ハマってしまい、いつのまにか今クールのドラマで一番好きになっていましたし、最終回は号泣でした
ハマった理由はたぶん、自殺しようとしたことがある、とか、会社組織の中でうまくやっていけなかった、とか、家族を失って孤独で立ち直れない、とか、世間的には弱い人たちや、生き方が少し不器用な人たちを描いているからだと思います。。。私もどっちかと言えば割とそういうタイプなので共感する部分が多かったのかもしれません。
それから最近こんなに不器用な恋愛を描いている作品はないから逆に新鮮だったのかもしれません。毎回主役の2人にヤキモキしながら見ていました。でもそんなスローペースな恋愛だからこそ、少しの進歩が嬉しく思えたりして。翔太が加奈のことを思い出して嬉しそうにする表情を見るだけで、こちらも萌え~
でした。
最終回で、特に私が感動したのはカセクン扮する翔太が朝日を見ながら加奈に「俺達、無力じゃなかった」と言うシーン。
ずっと自分に自信のなかった翔太があの時に自身を取り戻したかのように晴々としていて、その姿にジーンとしてしまいました。
それから、劇中のキャラクターとしては、翔太のお祖父ちゃん(井川比佐志さん)と仕事の同僚の神戸さん(松重豊さん)がすごく好きでした。
最終回でのお祖父ちゃんの話、「どん底じゃない時代に(人なんて信用できないという)どん底の用心で生きちゃいけないよね。」「強気な翔太を見てね、用心なんてつまらない。人を好きになれば乗り越えられる。。だんだんにそう思えて。」という所。
私も周りの人達に用心というか、気を使って人に心を開けない所があるので、すごく共感できました。だから、それを克服しちゃったジーチャンに感動
それとお祖父ちゃんのセリフでは「今はどん底じゃない」という所。
またまた先出の「ボクらの時代」でも、陣内さんと山田先生が「今は不況だなんだかんだ言われてるけど、ボクの子供の頃ってこんなに情報も物もなんにも。。(なかった)」「今どん底なんて言うと何がどん底なんだって思っちゃいますよね。」というお話がすごく印象に残っていたのですが、ドラマにも同じ話が出てきて。。。
確かに「不況」とか「不景気」って言われると暗い気持ちになってしまいますが、私が子供の頃と比べると今って物も情報もあふれてるし、どん底の暮らしとは程遠いはず。充分満ち足りた生活なのに不満を言っている自分にちょっと反省してしまいました。
神戸さんのシーンでは最終回ではないのですが、第6回で神戸さんが仕事の休憩中に翔太に娘の絵を見せるシーンがすごく印象に残っています
松重さん、それまでの回ではほとんどセリフもなく、笑顔もなく、おさえた演技をされていたので、その分その娘の絵について思わず出てくる言葉や笑顔が本当に素敵でした
特にその会話の最後、「(娘の絵は)才能ありますよ~」という翔太に対して、神戸さんが「言いすぎだよ、言いすぎ。。まぁ。。なっ」って言って笑うシーンにはジーン
あとは、最終回がハッピーエンドなのが何よりでした
翔太の少し自信を覗かせる表情、加奈の喜びの涙、ジーチャンと神戸ファミリーが一緒に写真を撮る時の笑顔、陣内さん演じる藤本が最後に「俺、一人じゃないよ」ってするピース。
すべてが幸せで最後まで涙涙
の最終回で大満足でした。
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